| 毎日新聞2007.2.25 |
毎日新聞の書評欄は、「今週の本棚」だとばかり思っていたが、 上に横書きで「本と出会うー批評と紹介」とある。 いつからだろうか?今朝気付いた(汗)
今朝の主要6本の書評、いずれも十二分に堪能しました。 書く人が好きな上に、それぞれの本が然るべき人に書評されているようで ちょっと、嬉しい気分さえする。 若島正さんの冒頭の句をそのまま戴きませう(笑)
ウェブでももう読めるのですが、やはり新聞紙上で読むほうがいい、と思います。 ええ、買ってしまいました(爆)
丸谷才一評 『歴史の教師 植村清二』植村鞆音著 若島正評 『書評家<狐>の読書遺産』山村修著 張競評 『楊貴妃になりたかった男たち…』武田雅哉著 鹿島茂評 『盗聴 二・二六事件』中田整一著 村上陽一郎評 『輸入学問の功罪』鈴木直著 高樹のぶ子評 『錆びつかないで美しく生きるために』スー・シェレンバーガー著
今朝の書評で私の心の琴線を一番振るわせたのは、丸谷才一さんの文章です。 読みながら、お世話になった恩師数人の伝記を読みたい、と思わせられる。 教科書を教えるのではなく、その学識を身をもって授ける教師の理想像の一つでしょう。 生徒として感嘆させられ、歳を経てもなお唸らされる程の存在には、なかなか会えるものではないですね。 その余得のおこぼれを受けたく、これは読みたい。
今丁度読んでいる「書評家<狐>の読書遺産」の評が若島さんによって書かれている♪ この前は、伊東さんの本を読んでいる最中にやはり毎日新聞紙上で紹介されたのだった。まだ、読み終えていないのだが… こういうのもそれだけで、琴線を振るわせられます。 ピンク記事をはさんでそれぞれ記事を書いておられた縁、思わずにやりとする。 山村さんの率直でいて核心を掴んだような評はありがたい。 読むのに負担にならず、印象深く後に残る。 なにより読む気にさせるという役目をよく果たしている。
張競さんの評は、この人の守備範囲のもので、普通の人が見過してしまうものを紹介して、今回もありがたい。 中国のこういう側面は意外な視野を広げてくれて、どなたにも目からうろこではないでしょうか?
鹿島さんは、歴史モノは任せ!ということでしょうか?(笑) テレビ番組の後、その影響で続々と明らかになった史実を紹介しながら、それでもなお、歴史の闇に隠されたものがあることを示し、今猶過去の事とは言えないという思いを抱かさせられます。
村上さんの評を読みながら、吉川幸次郎さんと大山定一さんとが交わして本になった「洛中書問」を思い出しました。あれは文学における詩の翻訳の問題でしたが、ここでは他の学問、例えば哲学・経済学のそれが俎上に上げられている。 読みながら、普通一般の読者に向けた商品としての翻訳という視点は、小説の翻訳以外では、考えた事が無かっただけにハッとしました。言われてみれば、なぜ、小説だけ別に考えていたのだろう…(汗)
高樹のぶ子さんは、豊かな社会の人の生き方について書かれた本を紹介している。ここでのテーマは、中年女性に限らないでしょう。 今の私には、もう創り出さなくても十二分に人生の目的があります。そういう風に眺めれば幸せな人生なんでしょうか、多難なので幸せと思えない…(爆)
今回、「この人この3冊」は、省きます。この欄も好きですよ。
見開きにわたって小文で紹介してある6冊も読みたい、と思わせられるほどに、魅力ある本だし、評でした。
これだけでも、130円以上の価値有り! なお、映画の紹介や瀬戸内寂聴さんの文章も有って、 個人的には、拙い週刊誌以上です(笑) しかし、毎日新聞には申し訳ありませんが、日曜日だけの読者です(爆)
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| 市図2007.2下旬 の解題というか付箋 |
偉そうに気取った題をつけましたが、 間に合わせを冗談で述べたものとして無視してください(笑)
今回の借り出しで一番喜んだのが、光文社のジェイン・エア! 出版される事を知ってからは、ジェイン・エアを読むならこの版で、と思っていました。 これまでのところ、県西の図書館から借りなければならないか・・と、億劫でいたのですが、 もうぐずぐずなんかしてはいられません(爆)
白鯨岩波版は、「書評家〈狐〉の読書遺産」で紹介されてあるのを読んで、 俄然気になり読みたくなったもの。
決定版 紅茶の本、は某新聞社読書欄での紹介を読み、 久々にまったりとしたひと時を過ごしたいなぁ〜、と思ってのこと。
「異人館」は、もう殆どついていけてないレジナルドの新刊で、これはダルジールが出ていないものです。 次回作は又、ダルジールものだそうで、これがでるまでには、追いつきたいな。
スティグリッツものは、この頃の経済関係書を開いてよく目にするので、手が伸びたもの。 自分が経済学のどういうところに目を向けているのかが分かり、もう一度、大学へ入り直して勉強したい。 自分の学力を度外視して、言いたい事を書いてます、ハイ(爆)
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| 市図2007.2下旬 |
ジェイン・エア 上 C・ブロンテ 2006 光文社
白鯨 上 メルヴィル 2004 岩波書店
決定版 紅茶の本 堀江敏樹 2006 南船北馬舎
チェーホフ・ユモレスカ アントン・パーヴロヴィッチ・チェーホフ 2006 新潮社
異人館 レジナルド・ヒル 2007 早川書房
非対称情報の経済学 スティグリッツと新しい経済学 藪下史郎 2002 光文社
スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 藪下史郎・荒木一法編著 2004 光文社
ニューヨーク・スケッチブック ピート・ハミル 1986 河出書房新社
翻訳家の仕事 岩波書店編集部編 2006 岩波書店
書評家〈狐〉の読書遺産 山村 修 2007 文藝春秋
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| 県図&市図 2007.2.10 |
県図
エドマンド・ウィルソン批評集1 社会・文明
司馬遼太郎が発見した日本 ー「街道をゆく」を読み解く 松本健一
暮らしの豆知識 2006 国民生活センター
すべては死にゆく ローレンス・ブロック
チェーホフを楽しむために 阿刀田高
語るに足る、ささやかな人生 アメリカの小さな町で 駒沢敏器
市図
エジソン 理系の想像力
理想の出版を求めて 大塚信一
小さな町で 山田稔訳
トム・ジョウンズ (一)
虚栄の市 (一)
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| 県図 2007.2 |
ニューウエイズ、ナチュラリープラス製品・商法への疑問 高山俊之
みすず書房の50年
古池に蛙は飛びこんだか 長谷川櫂
しずかな日々 椰月美智子
縦並び社会 毎日新聞社
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