| 覚え 2006.5.28 |
日本詞華集 西郷信綱 広末保 安東次男 2005 未来社
心身ともに疲れた時、手にするのはこういう本がいい、 と思って手にする。
このGWに息子の住まいで過ごしていた時、 持って行った固い本は読めず、街中の書店で求めたのは、 出たばかりの「季語集」で、新装成った岩波新書の一冊。 昔の歳時記にあたるものだが、当世風の記述になって読み易い。 ここには俳句ばかりが収められてあるが、 日頃出会うことのない言葉の数々に触れていると、 心洗われるようで心地よくなる。
もっと心地よい思いをし、言葉で広い世界に触れるべく、 日本の詩歌のアンソロジーをこれからの読書で度々取り上げようと思う。 アンソロジーについて度々書いている、 丸谷才一さんの文庫化もされた「新々百人一首」も考えたが、 もっと広いところで選ばれたものをと、この本を手にした。 この日本詞華集は、 西郷信綱さんに関心を持ち、その著作を拾い読みしている時に巡り会ったもので、 このあとがきで、 半世紀を経て尚、いや増して、誇るに足る出来だ、 という西郷さんの自負を読み、 その収録作品の幅を持って良しと贔屓にした次第です。
宋詩選注2 銭鍾書 2004 平凡社
小冊子「みすず」の今年のアンケートにある、 長田弘さんの紹介でこの本に出会えて良かったとしみじみ思う。 この本の読み方や凄さは、4巻の巻末にある、 対話録『宋詩選注』の読み方 等でよくわかりますが、 洪水のように溢れている巷の本よりも、こういう本から得られることの方が深く豊かである事は、 しばらく読んでいると疑う余地がありません。 ここで紹介されてある作品の向こうに広大な詩歌の、そしてそれぞれの作者の世界があり、 それらの紹介の様に著者銭鍾書の深い読みがあること、 私のような凡夫にも分かるのですから(笑)
東洋文庫ガイドブック 平凡社東洋文庫編集部編 2002 平凡社
無論、「宋詩選注」銭鍾書の影響大ですが、 それに加え、大阪府立図書館の書棚で一箇所にまとめられた当文庫の壮観を見たことも大きい。 ここには壮大な世界があり、それは日常とかけ離れてあるものの、日常と十分に拮抗し得るほどの存在感を示しています。 私が読むというより手にした本は、これらの中で微々たるものですが、それでも、一つ一つ凄いと思う。 その東洋文庫のガイドブックを作るとなれば果てしない作業かもしれない。この困難な課題に果敢に挑んだ労作の第二弾が最近出たようなので、早速図書館へ希望しておきました。
西洋哲学史 古代から中世へ 熊野純彦 2006 岩波書店
今日2006年6月28日付毎日新聞で沼野充義さんが紹介した本です。 一緒に紹介していた本、 西洋音楽史 岡田暁生著 中公新書 日本宗教史 末木文美士著 岩波新書 も併せてチェックしました。
シュペルヴィエル詩集 堀口大學訳 1972 弥生書房
これについて述べるには、 飢えた孔雀 父、村野四郎 村野晃一 2000 慶應義塾大学出版会 にまで遡らなければなりません。
学生時代に『詩的断想』を読み、 その精神姿勢に引き寄せられました。 詩作品の読者には至りませんでしたが…(汗)
懐かしい名前に開架書架で出会ったら、息子さんの著書だった。 息子といっても、私より更に年長でした。 その中で紹介されていた村野四郎さんの、 「私の愛蔵書」が新潮文庫の「シュペルヴィエル詩集」です。 訳詩は、堀口大學全集で読めるものの、 マルセル・レエモンの解説が読めないとあっては、尚のこと読みたくなる(笑) 図書館のレファレンスで調べていただくと、 新潮文庫版は他県から取り寄せねばならないものの、 新版の弥生書房版が近くの図書館にある由。 それを取り寄せていただいたのがこの本です。
この機会に堀口さんの訳業の一面を全集の一部分で知る。 それぞれの時代で精魂かけて訳された姿勢に感銘を受けました。 それまでのイメージがあまりにも浅はかで、述べるも恥かしい。
リンさんの小さな子 フィリップ・クローデル 2005 みすず書房
本にまつわるブログで絶賛していたので知った本。
理系白書 この国を静かに支える人たち 毎日新聞科学環境部 2003 講談社
第一回「科学ジャーナリスト賞」受賞の対象ということで、 ちょっと目を通しておこう…(笑)
中国の血 ピエール・アスキ 2006 文藝春秋
週刊文春で紹介されていたのを読んだ時から気になっていた本。 「ナイロビの蜂」の事もあって、再び思い出し探したらあったので、借りてみる。
やむをえぬ事情により… F・W・フレンドリー 1969 早川書房
著者は、映画「グッドナイト&グッドラック」で、 ジョージ・クルーニが演じたプロディーサーです。 今日、エンターテイメントとして知ることの出来た事実は、 私が高校生の頃、既にこの本で紹介されていたのです。
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| 県図 2006.5.28 新規のみ |
日本詞華集 西郷信綱 広末保 安東次男 2005 未来社
宋詩選注2 銭鍾書 2004 平凡社
東洋文庫ガイドブック 平凡社東洋文庫編集部編 2002 平凡社
西洋哲学史 古代から中世へ 熊野純彦 2006 岩波書店
西洋音楽史 「クラシック」の黄昏 岡田暁生 2005 中央公論新社
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シュペルヴィエル詩集 堀口大學訳 1972 弥生書房
リンさんの小さな子 フィリップ・クローデル 2005 みすず書房
理系白書 この国を静かに支える人たち 毎日新聞科学環境部 2003 講談社
中国の血 ピエール・アスキ 2006 文藝春秋
やむをえぬ事情により… F・W・フレンドリー 1969 早川書房
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| 県図 2006.5.24 新規のみ |
第三十期棋聖決定七番勝負 激闘譜 羽根直樹VS山下敬吾 読売新聞社 2006 読売新聞東京本社
理想の教室 『ヴィーナスの誕生』視覚文化への招待 岡田温司 2006 みすず書房
理想の教室 『感情教育』歴史・パリ・恋愛 小倉孝誠 2005 みすず書房
ガルブレイス 闘う経済学者(下) リチャード・パーカー 2005 日経BP出版センター
わたしを見かけませんでしたか? コーリイ・フォード 1997 早川書房
実録!少年マガジン名作漫画編集奮闘記 宮原照夫 2005 講談社
マンガの中の障害者たち −表現と人権 永井哲 1998 解放出版社
ハリー・ポッターと謎のプリンス 上・下 J・K・ローリング 2006 静山社
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| 毎日新聞2006.5.14&21 |
毎日新聞の書評がネットのサイトで読めるとは言え、 紙上とは勝手が違うので、 今日改めて図書館でめくってみると、 こちらがずーっと読める。 本を読む気にさせてくれる(笑)
帝国日本の英文学 斉藤一 人文書院
万葉びとの歌ごころ 前登志夫 NHK出版
母の声、川の匂い… 川田順造 筑摩書房
札幌の昆虫 木野田君公 北海道大学出版会
現代経済学の誕生 伊藤宣広
をチェックしておく。 伊藤光晴さんの書評で読む気にさせられること、多し。 最後の本で併せて紹介してあった根井さんの本を借りて帰った。
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| 県図 2006.5.21 新規のみ |
宋詩選注4 銭鍾書 2005 平凡社
新版 現代イギリス経済学の群像 正統から異端へ 根井雅弘著 1995 岩波書店
リリーへの手紙 アラン・マクファーレン 2005 ソフトバンク クリエイティブ
いいなづけ 上 アレッサンドロ・マン・ゾーニ 1991 河出書房新社
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| 中学生はこれを読め! |
今更で、相当な遅れの出会いですが、 こういうサイトに出会いました。 http://www.k2.dion.ne.jp/~sa-shibu/home.html
500点も進めているところが凄い! というか、豪い! というか、ようやるなぁ〜!(笑)
読書好きの端くれとして、 ついついリストを追ってしまう(哀)
500冊ものリストを作るんなら、 私だったら、読みたい本を挙げていくなぁ〜。 さすが、本屋の店主さんたちです。
今年もあるのだろうか? 作品の入れ替え、ちゃんと全体的に見直すんだろうか? 付き合うのは、これっきりにしようと思ってはいますが…(爆)
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| 読書好きは天の恵み? |
「エリザベスは本の虫」という絵本を眺めていると、 ここまで徹底して本が好き、読むのが好きならば、 あっぱれ、と感じます。
でも、私にとって本は成長の糧でもあるので、 エリザベスにとっての本は何なんだろう? という気持ちも湧き立ちます。 いくら本を読んでも変わらない人もいれば、 どんどん人が変わっていく人も居る。 本を読まなかったら、今の自分はないな、と思う。
そういう気持ちに添うのが、 「クシュラの奇跡」。 難病の少女が絵本と出会うことによって、 自らの人生を切り開いているかのような実話物語です。
そうそう、そうなんだよな! と一人よがりながらも、激しく頷く自分が居ます(笑)
又、自分の中にいろいろ居るもう一人の自分。 心の中にある本当の自分が、幾人か居る…(笑) 忘れていたものを思い出しながら、 あり得ていたかもしれないもう一つの人生を思い起こさせる、 精神がのびのびとしている自分。 そういう自分を確保し、育てる本もあります。 今の自分にとって「宋詩選注」がそうです。 遠く日常を離れ、歴史の中に羽ばたく、感じ…
本を読むのが好きで良かった♪
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| 県図 2006.5.14 新規のみ |
ナタリーはひみつの作家 アンドリュー・クレメンツ 2003 講談社
エリザベスは本の虫 サラ・スチュワート文デイビット・スモール絵 アスラン書房
飢えた孔雀 父、村野四郎 村野晃一 2000 慶應義塾大学出版会
パニックの手 ジョナサン・キャロル 1996 東京創元社
マルク・ブロックを読む 二宮宏之 2005 岩波書店
いろんな色のインクで 丸谷才一 2005 マガジンハウス
ロンドンで本を読む 丸谷才一 2001 マガジンハウス
漱石と三人の読者 石原千秋 2004 講談社
宋詩選注1 銭鍾書 2004 平凡社
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| 毎日新聞2006.5.7 |
大阪から帰る途上、 ちょうど日曜日とあって、毎日新聞を買い、 「本と出会うー批評と紹介」を読む。 こんなに身を入れて(というのもオーバーか)定期掲載の書評を追っかけるのは、 学生時代の週刊朝日以来かもしれません。 嵌ってきている、と言えるでしょう。 時間があれば、さかのぼって、図書館で読みたいと思う。 ネットやデータベースで読むのはちょっと疲れます。
さて、今回紹介してある本の中から、ここへメモしておきましょう。
By丸谷才一 心優しい日本人は馬車を持たなかった 本の遠近法 高階秀爾著 新書館
高階さんは専門書が殆どで、こういう一般書は初見。
By中村桂子 生命科学の幻想と難病患者の真実 命の番人 ジョナサン・ワイナー 早川書房
私の場合、内耳再生の事を念頭において、気にかかる。
By村上陽一郎 科学社会学の概念になった「おとぎ話」 セレンディピティ物語 エリザベス・J・ホッジス 藤原書店
このタイトルの映画で出会った言葉&物語。 それ以来、あちらこちらで目にするようになりました。 あれこれ探し回ったり、調べたり、見聞きして、思いがけない出会いを頻繁に楽しんでいる人に、欠かせない言葉でしょう(笑)
By川本三郎 巨匠の悲劇生んだ異文化との遭遇 黒澤明VSハリウッド 田草川弘 文藝春秋
往年の映画ファンなら絶対とびついてしまう題材でしょう。 時を経て明らかになったものが、奥行きを持って書かれているようで、今から読むのが楽しみです。
By五百旗頭真 海軍力が支えた大英帝国の盛期 ロイヤル・ネイヴィーとパクス・ブリタニカ 田所昌幸編 有斐閣
歴史・外交・国際政治に関心ある人には必読のようで、 編集も見事らしい。
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| 調べ物サイト |
Webcat Plus http://webcatplus.nii.ac.jp/
この親?が、 NACSIS Webcat http://webcat.nii.ac.jp/
新書マップ http://shinshomap.info/
現在入手可能な書籍を収録する書籍検索サイト そう、日本書籍総目録代わりが、 Books.or.jp http://www.books.or.jp/
でも、実際によく使ってしまうのが、 各書店のサイト(笑) 大手は、お好きな書店サイトへ。 他にも、アマゾンコムとか、 全国書店ネットワーク e-hon http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top などがありますね
過去のこれまで出た本を探すなら、 NDL-OPAC http://opac.ndl.go.jp/index.html
で私がよく使うのが、 岡山県立図書館 http://www.libnet.pref.okayama.jp/
なにせ、本は借りて読む、ものですから… それも最も近くにあって、 レファレンスワークのすぐれている、 図書館。 調べる、予約する、借りる。 この三つが一気です(笑)
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| 県図 2006.5.7 新規のみ |
復刊ドットコム奮闘記 佐田野渉 2005 築地書館
星に願いを 庄野潤三 2006 講談社
私の東京風景 海野弘コレクション1 海野弘 2006 右文書院
チャールズ・ディケンズ論 ギッシング選集第五巻 1988 秀文インターナショナル
世紀末の街角 海野弘 1981中央公論社
足が未来をつくる 〈視覚の帝国〉から〈足の文化〉へ 海野弘 2004 洋泉社
岡本綺堂 ちくま日本文学全集 1993 筑摩書房
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