ききみみずきんと本と図書館と…
あなたが今読んでいる本と出会ったところは何処ですか?
覚え 2006.4.30
ハックルベリ・フィンの冒険
は、1990年に自筆原稿が発見された由。
これを大きく扱い取り入れた大久保訳と、
初版本尊重主義を取った加島訳とを、
読み比べたい、
という、目下の私には到底叶いそうにない目論見で、(笑)
借りてみました。

ジョナサン・キャロルは、
最近「蜂の巣にキス」が久々に翻訳刊行され、
それをあのウェブ友さんが二度読みした、
とあって気に留めたもの。
それに、翻訳があの浅羽莢子(さやこ)さん!
日本のドロシー・L・セイヤーズファンが、
足を向けては眠れない方です。
セイヤーズの名前を浅羽莢子さんの前で言う時には、
Lを欠かさないようにしてください(笑)

B・クリアリー の児童書があるのは、
ニューズウィーク日本版2006.4・26号掲載の、
文学 おばあちゃん作家の魔法
で元気振りを拝見したのがきっかけです。
ちなみに、「がんばれヘンリーくん」の初版が、
1969年で、私の借りた1991年刊行が48刷になっています。
県図 2006.4.30 新規のみ
ハックルベリ・フィンの冒険
マーク・トウェイン 加島祥造訳
2001 筑摩書房 筑摩文庫

ハックルベリ・フィンの冒険
マーク・トウェイン 大久保博訳
1999 角川書店

沈黙のあと
ジョナサン・キャロル
1994 東京創元社

がんばれヘンリーくん
クリアリー
1969 学習研究社

ヘンショーさんへの手紙
B・クリアリー
1984 あかね書房
旧文アップ
カテゴリー「020 図書・書誌学」に
「アメリカを変えた本」をアップしました。

実は、2004年3月以前に書いた文章で、
三度目の再登場になります。

先だって入江昭さんの本を読んで、
トックヴィル の「アメリカにおける民主主義」を目にし、
もしやと思って、読み直すと「あった」。

某会の総会で理不尽なことが行われ、
民主主義もそれだけでいいものではないな、
と痛感させられました。
「借出しカウンター」の「県図 2006.4.8以前」に、
河合秀和さんの「トックヴィルを読む」があるのも、
この流れです。

それから同じカテゴリーの「県図 2006.4.9」にある、
ガルブレイス 上
リチャード・パーカー著
も、「アメリカを変えた本」中の「ガルブレイス … 豊かな社会」につながっています。
「ガルブレイスわが人生を語る」の方が、手っ取り早く、彼の生涯を追えるのですが、
読んだ後にさほど残らない(汗)
やはり、詳細な「ガルブレイス」の方が時代の雰囲気もよく感じられて、印象深い。

「カーソン … 沈黙の春」は、
レイチェル レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯
リンダ・リア 著
という大部な伝記につながっています。

この感想もアップしました。

二十歳の頃に読んだ一冊の本が、
いついつまでも、私の傍にあります。
手に取るには、岡山県立図書館から借りないといけないのですが…(笑)
文体練習
谷川俊太郎著「詩を書く」は、
これまで他の本に掲載されたものの採録集。
その中の一つ「言語から文章へ」で、
レイモン・クノーの「文体練習」を紹介してあります。
この文章は、1976年岩波講座文学に書かれたもので、
『現代詩手帖』1968年4月号の池内紀訳にしか言及してありませんが、
今の私たちはもっと新しいもので読むことが出来ます。

まず、1996年に朝日出版社から出ている朝比奈さん訳の単行本があります。
先の池内訳は、
1978年刊行の池内著『風刺の文学』に、表記の一部を変えて載っています。

少し読んでみて、朝比奈さんが書かれているように、
「日本語が相当に奥の深いことばである」のを、私も感じましたが、
それ以上に感じたのは、ことばに対する感じ方の移り変わりの激しさです。
これでは、どんどん新訳が出て欲しい、と思わざるを得ません。

でも、よくよく考えてみれば、
ことばの感じ方がどんどん古びていく、
というのはちょっと悲しいというか辛い感じがします。
私がこうして書いているものも、たちまち古臭い文章になってしまうのでしょうか?
今の読者にも読んでもらいたいけれど、
書かれたことばなので、後々の若い人にも読んでもらえたらうれしい、
というのが正直な気持ちです。

自分を励ますように、後の世代にも読むに耐えうるように、
書いていきたいと思います。

県図 2006.4.23 新規分のみ
雷鳥の森
マーリオ・リゴーニ・ステルン
2004 みすず書房

恐るべき空白
死のオーストラリア縦断
アラン・ムーアヘッド
2005 早川書房

ドン・キホーテ前篇上
セルバンテス
2005 新潮社

四十一炮上
莫言
2006 中央公論新社

詩を書く
なぜ私は詩をつくるか
谷川俊太郎
2006 思潮社


移動祝祭日
ヘミングウェイ
1990 岩波書店

世界の翻訳家たち
異文化接触の最前線を語る
辻由美
1995 新評論

小倉昌男 経営学
小倉昌男
1999 日経BP出版センター

意中の建築 上巻
中村好文
2005 新潮社

ガルブレイスわが人生を語る
ガルブレイス
2004 日本経済新聞社

スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」
小澤徳太郎
2006 朝日新聞社

新潮 4
特集 チェーホフ未邦訳短篇集

チェーホフ小説選
松下裕訳
2004 水声社
はじめの一歩
【無料ブログ比較なら】まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。
というサイトに拠れば、
此処がいいらしい…

ともやく、やってみませう
新風舎
「十面埋伏」を機にこの出版社名を知りました。
そして、新刊に詳しい某ブログで、次のように書かれてあるのに出くわす。
>新風舎はみかけたら買わないと、次はない・・・

そこで、この出版社の公式サイトを始めいろいろ調べて、
興味深い事を知る。
例えば、読売サイト、
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050803bk08.htm
2005年8月3日 読売新聞
によると、
>昨年は、講談社に続いて年間出版点数2位の1847冊を出版した。
年商は約30億円。
2003年にニューヨーク支社を開設、全国4か所に直営書店を持つ。

公式サイトに拠れば、
資本金2000万円で、社員数300名の由。
講談社と比べてみましょう。
講談社は、3億円の資本金、1031名の社員。

明らかに、新しい出版のスタイルを強力に推し進めています。
注目株ですね♪

県図 2006.4.16
アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集成
2004 岩波書店
748/カル04

クロニック講談社の90年
2001 講談社
鳥取県図 023/コウタ/一般H

アインシュタイン
物理学・哲学・政治への影響
P.C.アイヘルブルク/R.U.ゼクスル編
2005 岩波書店

ミステリーマガジン
2006.1


エドマンド・ウィルソン批評集2
文学
2005 みすず書房

ビートルズ・サウンドを創った男
耳こそはすべて
ジョージ・マーティン
2002 河出書房新社

ビートルズ
20世紀文化としてのロック
和久井光司
2000 講談社
覚え 2006.4.中旬
クロニック講談社の90年
大部にして重厚な体裁ながら、
内容はヴィジュアル寄りで見て楽しめる。
この本の前では、私は若い!(笑)

アインシュタイン
物理学・哲学・政治への影響
世界物理年を機会に復刊されたもので、
初版は、1979年アインシュタイン生誕100年を記念したもの。
エッセイ集とうたっているものの、なかなかに手ごわい(笑)

ビートルズ・サウンドを創った男
ビートルズ
「ビートルズとは何だったのか」で紹介されていた本
先の本に比べ、現場から書かれた印象

ガルブレイス 上
著述は、ガルブレイスが大学に向かうところから始まるものの、
話は一気に大恐慌に向かい、
きわめて取っ付き易く、おもしろい。

カーニヴァル化する社会
若い社会学者が、インターネット社会の状況を分析したもの。
ネット社会で踊り踊らされている今の社会の新しい見方を教えられる。
この時代に育ち社会を知るのは、正直言ってご免こうむりたい。
歴史感覚が以前にも増して要求されるが、
こういう考え方も旧聞の一つとして片付けられるのだろうか?

日月両世界旅行記
「みすず」の読者アンケートによれば、第一級の訳業の由。

二十世紀の戦争と平和
米中関係のイメージ
入江さんの「歴史を学ぶということ」を読んだ人なら、
入江さんの実践を実際に読みたくなるはず。

ウルカンヌの群像
今のブッシュジュニア政権の背景を知ることが出来そう。

ろう教育が変わる!
人権の立場から、ろう学校の現場に手話を取り込む動きのレポート、
第三部作。

リラの花散る頃
短編集でその最初の一編を読むと、
中国小説とは思えぬコスモポリタンな作風に驚かされる。

ジョコンダ夫人の肖像
このたび新しくきれいな本として入り思わず手にした。
2005年4月に第15版として刊行されたもの。
初版が1975年12月!
こうして20余年もの長きに渡り版を重ねている本ばかりを紹介した、
書誌的なものも欲しくなる。
読み継がれている事の重み・確かさを感じさせられますね。

アジアを読む
比較文学者による書評。
選択と批評文が類を見ないもので、
驚かされる事しばしば。

あなたが世界を変える日
児童書ながら、その主文はなかなかのもの。
後半の著者紹介を読み納得させられる。
子どもの育つ環境の重要さをまざまざと感じさせられた。
読書の呼吸
スチュアート・ダイベックの新作「僕はマゼランと旅した」の評を、
辻原登さんが毎日新聞で書いている。
ものすごい絶賛。こんな風に読める人がうらやましい…。

私はこの本も、「シカゴ育ち」も読みかけましたが、
いま一つ呼吸が合わない感じで読み進めない。

極め細やかな描写から立ち上がり、
話が動き出すあたりの展開は見事なものです。
巧いなぁ〜と思う。
でも、引っ張られない…。

著者と読者との呼吸が合った時に、
この作品世界は素晴らしく昇華するのでしょう。
疲れきった、物欲しげな状態にある私のような読者には向かないようです(笑)

今の自分の呼吸にあった本はなかなか無い。
というより、本を読む呼吸をしていない、というのが実情でしょうね。
最近の共時性
『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』の書評を、
小西聖子さんが毎日新聞に書かれており、
それを読んだのが少し前。

それから間もなく、
ネットで、
「あなたが世界を変える日」
という本の事を知り、図書館で借りて読んで驚く。

相通ずる考え方があり、
「あなたが世界を変える日」の著者セヴァン・カリス=スズキちゃんに、
こんな本があるよっ、
と教えたくなる。

聴覚障害の分野でもスウェーデンの先進性を垣間見させられることありますが、
スウェーデンのどこから、こういう先進性が出てくるのだろうか?
そういう観点から、この頃気になる国です。
県図 2006.4.9
ガルブレイス 上
リチャード・パーカー
2005 日経BP社

カーニヴァル化する社会
鈴木謙介著
2005 講談社

日月両世界旅行記
シラノ・ド・ベルジュラク著
2005 岩波書店

二十世紀の戦争と平和
入江昭
東京大学出版会

米中関係のイメージ
入江昭
平凡社

ウルカンヌの群像
ジェームズ・マン
共同通信

ろう教育が変わる!
小嶋勇監修
明石書店

無題集
巴金
筑摩書房

リラの花散る頃
巴金
JICC出版局

日本詩華集
西郷信綱他編著
未来社

傍観者からの手紙
外岡秀俊
みすず書房

ジョコンダ夫人の肖像
カニグズバーグ
岩波書店

アジアを読む
張競著
みすず書房

あなたが世界を変える日
セヴァン・カリス=スズキ
学陽書房

ハイゼンベルクの顕微鏡
石井茂
日経BP社

攻防900日
ソールズベリー
早川書房

エセー抄
モンテーニュ
みすず書房
県図 2006.4.8以前
トックヴィルを読む
河合秀和著
岩波書店 2001

英米文学作家論叢書5
小池滋著
冬樹社

ギッシング選集第5巻
ジョージ・ギッシング著
秀文インターナショナル

ファーブル昆虫記第一巻上

攻防900日
ハリソン・ソールズベリー著
早川書房

タングステンおじさん
オリヴァー・サックス
早川書房

ダンテ『神曲』講義
今道友信著
みすず書房

父と子の多摩川探検隊
遠藤甲太著
平凡社

プラネタリウムへ行きたくなる本
小林悦子編著
リバティ書房

なりたい!!プラネタリアン
Dai−x出版

傍観者からの手紙
外岡秀俊著
2005 みすず書房

謎解き・海洋と大気の物理
保坂直紀著
講談社

私の人生にゴールはない
マーラランヤン
早川書房

文芸時評という感想
荒川洋治
四月社

『悪霊』神になりたかった男
亀山郁夫
みすず書房

聴覚障害者への統合的アプローチ
村瀬嘉代子著
日本評論社

ニュートンの海
ジェイムズ・グリック
日本放送出版協会

現代世界と人類学
レヴ・ストロース
サイマル出版

ミシェル城館の人 自然理性運命
堀田善衛
集英社

アラン島
シング
みすず書房

学校でこそできることとは、なんだろうか
里見実
太郎次郎

冷血
カポーティ
新潮社

ドン・キホーテ 前編上
セルバンテス
新潮社

僕が批評家になったわけ
加藤
岩波書店

『資本論』も読む
宮沢章夫著
WAVE出版

経済学的思考のセンス
大竹文雄著
中央公論新社

証言戦後日本経済
宮崎勇
岩波書店

トラファルガ海戦物語
ロイアドキンズ
原書房

いろんな色のインクで
丸谷才一
マガジンハウス


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Author:ききみみずきん
職業は、製本工。
司書の講習も受けました。
趣味は、読書と映画と文章を書くこと等など



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