ききみみずきんと本と図書館と…
あなたが今読んでいる本と出会ったところは何処ですか?
この頃の借り出し本から
一年以上ご無沙汰のカテゴリーです。
よもや、又、お世話になるとは…(笑)

名盤鑑定百科 協奏曲編
名盤鑑定百科 バッハ編+バロックの作曲家たち

又、音楽それもクラシックを聴きたい気持ちが起きてきて、
いろいろ読み始めた中の一冊。
このシリーズ、もう何冊目でしょうか?
結構出ていて、はじめの頃の本なんかボロボロになりかかっているほどです。
バッハ編は新しく、
ほぉ〜、最初はこういう本だったのか!
とあらためて気付かされました。
この手の本は、雑誌に近く、何度も読み返し、
もう十分読んだ、もう二度と読まないだろう、
とはならないもの。

「救済」の音楽
礒山雅著
礒山さんの新著を新着コーナーで見つけたもの。
礒山さんの「マタイ受難曲」は、いつかは、読みたい本です。
なかなか歯が立ちませんが、ところどころ読み拾って、
はるかかなたにあるバッハの豊穣さを、
いつかは少しでも、実感したいものだ
と浅はかにも思います。

ミステリー・マガジン
2009 10
特集は、ジェフリー・ディーヴァーのツイスト

「静寂の叫び」「ボーン・コレクター」等を読んで、
この作家に魅了されましたが、
次第に離れてしまいました。
しかし、そんな事とは関係なく、今なお、
旺盛に書き、よく売れ、読まれているようですね。
文章は平易でそう癖はありませんが、
話の展開の仕様が曲者ですね(笑)
いつか私も彼の読者に戻る日が来るのでしょうか?

この雑誌、この頃の座談会連載が楽しみです。
「翻訳ミステリー応援団!」田口俊樹×北上次郎
毎回違うゲストを迎え、海外翻訳ものの様々な裏話をうかがう事ができます。

考える人
No20、21
この二冊、何度も借りています。
また、借りるでしょう(笑)

「41歳からのクラシック」
みつとみ敏郎

これは、それまで違うジャンルの音楽が好きだった人に向けた、
これからクラシックを聴くためのガイドで、
それぞれのジャンルに見合った入口を紹介しているもの。
図書館の書棚で拾い読みしていると、
あちらこちらで聞き知った雑学が、合わさってくるような、
面白さを感じました。
あのピースを合わせて全体図を作る奴ですね。

たのしい写真
ホンマタカシ

副題は、
よい子のための写真教室

写真を見る楽しみはまだまだ奥が深かそうで、
また、一冊手にしてみました。
子供向けの本ではありません。
写真をより深く理解しようとしている人が、
よい子、なのだと、著者がウインクしているようです。
写真について一緒に考えてみたい、そう言っているのです。

材料使いきり、便利なおかず
うちのおかず12か月
秋冬のかんたんおかず
暮らしの手帳の評判料理

なぜか、なぜか、料理の本…(笑)

DVD
恐怖の岬
飛べ!フェニックス
どちらも、リメイクされ、不朽の名作というにふさわしいですね。

CD
小澤征爾&ウィーンフィル
ニューイヤー・コンサート2002

ひまわり
オリジナル・サウンドトラック盤

キャッツ
オリジナル・ロンドン・キャスト

いま、読むべき本
ニューズウィーク日本版
2000.8・12/19号
の特集です。

特集のリードは、
この複雑な世界を読み解くためのオールタイム・ベスト50冊

知らない本が多く、
さらに、邦訳のない本も多く…

そして、読みたい本がある。
例えば、ジョン・ルイス著「風との行進」
「オバマ大統領の就任式でルイスとオバマの抱擁ほど
感動的な場面はなかった」
と紹介されても、ピンと来ない…。
例えば、ドン・ワトソン著「アメリカン・ジャーニー」
「オーストラリア人作家である著者がハリケーン・カトリーナの傷跡が
今も残るアメリカ南部を電車で旅して回る。旅の中でワトソンは鋭い洞察で、
アメリカ人ですらかなわないほどこの国に対する理解を深める発見をしていく」

紹介された本の中で、邦訳のある旨書かれてない本でも、
あきらめずに、調べてみれば、図書館でなら手に入る邦訳が有る場合もあります。
例えば、チェスター・ハイムズ著「聖者が街にやって来る」

ここではこれだけの紹介にとどめますが、
他にも幾つか魅力のある記事が並んでいます。
ご関心ある方、図書館へどうぞ♪
走る読書、ブラブラする読書
今野敏著「同期」、読み終えました。
この前に読んだ「ボックス」に次いで、
一気に読ませられました。

その後に手にした本が、「女の一生」
同題の作品が幾つかある中の、
日本女流川柳万能版、です。

これは、あちらこちら、パラパラめくりながら、
拾い読みしていきます。
一気に読む本ではありません。
行ったり来たり、又、何度も同じ所を読んだりします。

コレコレ、と言いながら女房に読ませる所もあれば、
これは読ませられんなぁ〜、とこっそり読むところもある。
静かに深く頷くところもあれば、
思わず噴出して大笑いするところもある。

どこにでも有るような、似通っている夫婦もあれば、
そんな夫婦もあるんだなぁ〜と感心させられる夫婦もある。
いろんな家族の光景が浮かんで、
写真とは又違った楽しみの川柳、
是非ご一読あれ♪

誰彼に薦めたい本。
でも、読んで切なくなった方が居られたら、
ごめんなさい。
連続もの
読書欲が減退して、ひさしくなり、
このブログも寂しい事になっています。
それでも、チラホラ訪れている方あって、
ちょっぴり感激♪
これからは、備忘録色をもうちと濃くして、
もっとアップするようにしたいと思っています。

読書に腰が重くなっても、
前に読んだ本の続編とあれば、
なんとか読めるものですね。

そういう感じで、
夏には、「レッドゾーン」
秋には、「武士道エイティーン」
を読み、少しずつ、読めるようにはなってきています。

「レッドゾーン」
映像作品に負けじと頑張っているのに拍手。
「武士道エイティーン」
これでお終いにしますよ、とまとめてしまったのが、
気に入らない。

「武士道エイティーン」は、自分が高校時代に少し、
剣道をかじっただけに、思い入れが強くなったかもしれませんが、
今の自分に必要なものがここにある、という感じで、
元気を貰いました。
もう少し、現代の剣道にまい進している人物を描いたものを読みたい。
新宿警察
去年の始め頃、
夢中になって読み漁った藤原審爾さんの、
「新宿警察」
が、今秋10月の半ば頃、
双葉文庫で刊行されます。

なぜ、今、「新宿警察」?
と知りたいのは山々ですが、
読んだ私がなぜあの時「新宿警察」?
と言われても答えられないのですから、
それは止めておきましょう。

この小説で繰り広げられるドラマと、
昨今の社会面を埋めている刑事事件とを比べると、
事件が世を映す鏡というのが、言いえてます。
そんな中にあっても、麻薬関係が、延々と続いているのにも、
今更ながら驚かされました。

事件とその展開を追うのも一興ですが、
刑事たちの群像劇として楽しめたらいいでしょう。
あの時代、携帯電話が無かった。
今、そんな事も思い起こしました。

いろいろ本を読み続けていると、
時を隔てて読まれる作品と、読まれなくなった作品とがあって、
いろいろ興味深いものです。
松本清張さんの強さも、相当なものですね。
彼の遺作についての文章、最近どこかで読んだのですが、
ちょっと失念しました。
今の作家より、強い職業意識をまざまざと感じさせられます。
あの対句
意の如くならざる事は 常に八九
与(とも)に語るべき人は 二三も無し

同様の意を述べた話や言葉を既に、
何度か目にしたり聞いた事があり、
それはそうだけれど、
なんや、悟りきった説教臭いな、
と思っていた。

しかし、銭鍾書著「宋詩選注」をパラパラ捲って読んでいたら、
この言葉に出くわしました。
(この)一聯は、ほかでもなく彼の詩句である
という紹介を読んだ途端、
この作者方岳に親近感を抱きました。

同じ言葉であっても、
その言葉に出会う状況で、
その言葉に対する思いが違ってきます。
当たり前の事だけれど、まざまざと身に沁みて感じたのは、
久方ぶりで、これは、絶対書いておきたいな、
と思いました。

何をいまさら当たり前のことを!
と思われたら、スルーしていってくださいませ(汗)
海老沢泰久さん、亡くなる
「監督」「みんなジャイアンツを愛していた」「ただ栄光のために 堀内恒夫物語」
等を新潮文庫で読み、
「F1地上の夢」「F1走る魂」を単行本で読み、
「美味礼讃」 の内容にアッと驚かされた、
思い出があります。
その後、遠ざかってしまいましたが…

この人の文章、好きでした。
甘ったるくなく、端正で、ストイックな味わい、だった。
自分に近い世代で、こういう大人の文章を書く人が出てきたのに、
うれしいような、悔しいような思いを抱いた思い出がある。
(そういう自分、今顧みて生意気です(笑))

あまりにも早過ぎる死です。
今の日本文学にとっては、惜しまれる。
それ程、大きくニュースとして取り扱われなかったことに、
又、ちょっと、驚きました。
いつか機会があったら、私が紹介した作品など、読んで下されば幸いです。
「Newsweek's Top 100 Books
タイトル通り、そのものですが、こちら。
http://www.newsweek.com/id/204478

書名も楽しみですが、
選ばれた本の表紙も意外に楽しめる。
ヘェ〜、こんなカヴァーで出ていて、手にするのか…

そこらへんの百選などより、奥行きと志の高さが違うので、
このリストを見ていると、
あらためて、読書欲をそそられるし、
本読みが好きで良かったなぁ〜と思えるし、
文字を発明したばかりでなくこういう文学を書き続けてきた人類って、
凄い!と素直に思えます。

英語苦手ですが、意外に分かる(爆)
思い出の本が蘇る
大学生の頃、夢中になって読んだ思い出のある、
ペイトンのフランバース屋敷の人びとが、
しばらく前に、日経新聞で紹介されたらしく、
いま新たに読みだされていること、
行きつけのサイトで知りました。
三部作で止めたままなので続編の「愛ふたたび」を、
この機会に、読んでみたいな、と一瞬思いましたが、
最初から読みなおさねば思い出せないほど疎遠になっているので、
あきらめました。
当時の掛川恭子さん、まだまだ30代の気鋭の訳者だったんですね。
その後、たゆまず続けてこられた訳業の一端を今回改めて知り、
圧倒されました。
既に数多く出ていた赤毛のアンを訳されたのは、
この方へ寄せる多くの期待と信頼の賜物だったのでしょう。

これもしばらく前のことですが、
池澤夏樹さんが週刊文春で、
ヴェルヌの伝記研究書と、最新刊の児童書とを紹介しており、
この頃、ヴェルヌの作品が、集英社文庫で、
改訂新版として刊行されているのを知るきっかけとなりました。
「気球に乗って5週間」など、これまであまり読まれる事がなかった(らしい)
作品に触れるいい機会のようです。
子どものころ夢中になった「海底二万里」「地底旅行」
今顧みると、冒険ものの主人公としては、大人だなぁ〜、
と思います。
向こう見ずの若者じゃ、なかったのだ。
で、今、なぜヴェルヌなのでしょう?
池澤さんが紹介されていた本、既にリクエストがたまっており、
私が読めるのはしばらく先のことになりそうです
永井 淳さん、亡くなられる
週刊文春6/25号の、
「文春図書館」中、ミステリーレビューby池上冬樹で、
ジェフリー・アーチャーの新刊「誇りと復讐」を紹介しており、
永井さんって、もう何歳になるのだろう?
と思いつつ、
小林信彦さんの「本音を申せば」のページを開いて驚く。
ここで初めて、訃報に接する。

若い方には、ジェフリー・アーチャーの翻訳者としてなじみでしょうが、
私くらいの年代だと、アーサー・ヘイリーの翻訳者として親しみを持っている。
無論、その他にも、折々の話題作を数多く翻訳して、
後日手にして、ああ、これも永井さんの訳なんだ、と何度思ったことか。

黒子に徹した訳者で、巧さを感じさせることはないものの、
読んでいて訳者を忘れるほどくせのない文章は、
エンターテイメント向けとして、編集者にはありがたい存在だったのではないでしょうか?

この人にして、この頃の英語に違和感を感ずる由、
ヘェ〜と驚かされる。
それで思い出したのが、
カズオ・イシグロの新著「夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」に添えられた、
訳者あとがきで、土屋政雄さんによれば、
著者は、世界中で訳される事を考えて英語を選んでしまうとの事。
無論、土屋さんは、そんな事を考えずに伸び伸び書いてほしいと書いておられます。

英語も揺らいでいるんだなぁ、
と英語落第者の自分でもひしひしと感じました。


プロフィール

Author:ききみみずきん
職業は、製本工。
司書の講習も受けました。
趣味は、読書と映画と文章を書くこと等など



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