ききみみずきんと本と図書館と…
あなたが今読んでいる本と出会ったところは何処ですか?
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深町真理子さんの新訳
「四人の署名」を、
創元推理文庫で読みました。

アーサー・コナン・ドイル著
深町眞理子訳
2011

久しぶりに目にした古風な言葉が印象に残る。

新訳とは言え、訳者はベテランもベテラン、年配者であります。
この訳文を巡っていろいろ議論出来そうです。

作品が古典だから古風な言葉も良し、としますか?(笑)

例えばですね、
昔の若い人が訳した文章と、
今の年配者が訳した文章とは違うと思うんです。

先の古風な言葉などを除くと、
違和感無く楽しく読めました。
文章自体は、そう、古くは感じられません。
それに、息の長い文章もあって、なかなか巧いです。

日本語の持つ力を存分に発揮させる事の出来る人が、
今の感覚で、書くところに、新訳の意味があると思われます。

今の日本語がまとってしまっている、
ちょっと今過ぎる部分をどうするか?
ここが難しいところだな、と感じさせられました。

作品としては、「緋色の研究」より、
躍動感あふれた展開に、作者の成長を感じますね。
昔読んだ記憶はどこに行ったのでしょう?
どうも、この後に読んだ短編の印象が強くて、
それに消されたらしい・・・(笑)
国内ミステリー
どこで知ったのか、もう思い出せないのだが、
「ミステリー交差点」という本を借りた。
筆者日下三蔵は、初見。
読み始めて、驚きました。
国内ミステリーについて、ものすごい情報量。
紹介されている作家で、私が読んだことある作家は、
十人ほどで、名前だけを知っている作家はもう少し居て、
名前さえ知らない作家、結構居る。
国内ミステリー界は、私にとって未踏に近い、と思わされました。

本文を読めば、海外ミステリー作品も出てくるので、
ミステリー読みとしては、相当のものだと思われます。

その本文も、なかなか読みやすく、
読む人に、紹介の本を読みたくさせる巧さを、
備えている。

これから、国内ミステリーを読むには格好のガイドブックになります。

幾つか読んでいるうちに、かって読んだ作品、作家の作品を読みたくなり、
横山秀夫、今野敏らの本を、三冊程を借り出しました。
馴染みの作家は、やはり読み易い。
読書欲減退時の栄養補給食みたいです。
海外ミステリー
読売新聞サイト内にある、発言小町に、
「海外ミステリの翻訳待ち」というトビが立ち、
そこで幾つかの海外ミステリー作品を知りました。

エリザベス・ジョージ

レックス・スタウト

マーサ・グライムズ

J・D・ロブ

アン・ペリー

ジュディ・マーサー

まだまだ、あるなぁ〜。
今日、図書館へ行った折に、いろいろ手にした。
借りるつもりで手にしたまま、
「フレンチ警視最初の事件」に目が留まる。
おお!これが、あの話題作。
たちまちにして、その他の本は、次回へ持ち越し。
巻末の解説とリストを眺めて、力が入っていることを、
見て取りました。

読みかけの「クロイドン発12時30分」は、長く、
ようやく、半分を過ぎました。
河野裕子さんは、よく読まれているようだ
新聞の書評で、
「京都うた紀行
   近現代の歌枕を訪ねて」
という本のあることを知り、
それで、河野裕子さんのことを知る。

しばらくして、NHKのテレビ番組で取り上げられていた。

「河野裕子 (シリーズ牧水賞の歌人たち)」
というムック本で、彼女のことをさらに知って、
興味を持った。

既に亡くなられ、その世界ではかなり知られた人らしい。
他にも、「家族の歌」という本があって、
家族皆が、短歌を作って一冊になっているのに驚き、
とてもうらやましく思う。

他にもどんな本があるのかと、
図書館で検索をかけると、
「たとえば君」という本に25人もの予約が入っていて、
ビックリした。

子どもたちが大きくなって、
夫婦だけで話していて、
会話が自ずと小さかった子どもの事になると、
いろいろお互いが覚えていることを出し合う。
そして、もっともっと、いろいろあったのに、
意外と思い出せないのに、ガッカリする。

ササッと、暮らしのスケッチを短歌に書いておけたら、
どんなにいろんな事が多く、思い出せただろう…。
河野さんの短歌を詠みながらそう、痛感しました。

でも、自分を見る目、そして見られる自分が、
あやふやなので、
いい作品書けてないだろうな…(笑)
来い来い…(笑)
翻訳ミステリー大賞シンジケート
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/

の2011-07-21アップ、
第1回『過去からの弔鐘』の巻(田口俊樹+H書房N&Y)
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20110721/1311205502

で、次の記載に歓喜する。

久々に今年の5月、
あちらではマットー・スカダー・シリーズの最新作
A Drop of the Hard Stuff が出ました。

うれしいなぁ〜、
又、新たに、マットに再会できる♪

それからそれから、
同じサイトで、

2009-12-07アップ、
会心の訳文・第五回(執筆者・芹澤恵)
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20091207/1260112209

に次のように有った。

フロスト警部とあともう少し、
ウィングフィールドが遺してくれた残り2冊分ほど、
おつきあいできればと願っているので。

そっか、そっか、訳すつもりではいてくれてるんだ♪
もう直ぐ、二年目が巡ってくる昔のコメントだけれど、
ここまで待たされたら、後は死なないようにすればいいだけ(爆)

今日、街中を歩いてて、トンボを多く見ました。
雨の多い中の晴れ一日でした。
深まる秋、図書館に予約済みのヘニングの順番待ちをしながら、
クロフツの著名な一冊をボツボツ読んでいます。
今にして思えば…
一頃、先を争って読まれていたが、
さすがにもう棚に落ち着いた本を手にした。

携帯の無い青春
酒井順子
2007 幻冬舎

文字通り、携帯の無かった時代に青春を送った著者が、
今にして思うことをつらつらと書き綴ったもので、
15歳近く年上ながら、そうそう、と共感させられる。

ボロボロになった本を見て、
同感した人の多いのを思う。

今、いろいろ最新の機器の恩恵を受けながら、
それに振り回されている自分を見つめ直す。
携帯どころか、スマートホンまで手にしてしまうと、
息子に聞く事が後を絶たない…
大概は、それは、アプリが…
という事に落ち着いていき、
パソコンに劣らず使いきれてない感を強くするのでした。

こんな事で時間をとられたくないな…
もっと、本を読んだり、音楽を聴いていたい、
と思うのである。
そういう端から、HDDに溜まった数々の番組、
見なくちゃ…、いや、後で見られるから…
でも、もう直ぐ満杯になる3台目のHDDの後をどうする?
もう一つだけ買い足そうか…
う〜ん、こうして秋の夜長を無駄に無為に過ごしてしまう…
政治的人間
宰相の資格
櫻井よしこ
2011 産経新聞出版

新刊コーナーに、
櫻井よしこさんの「宰相の資格」
があったので、ちょっと読んで見た。

チャーチルとかニクソンとか、の懐かしい名前が、まえがきにあり、
ちゃんと彼らの本読んでおきたかったな、と思う。

そうして、本題に入って、驚く。

これは、最近の首相の言動を俎上に上げ、
いろいろ評価しているのは、題名どおりですが、

マスコミの見出しくらいしかいつも目にしない、
私のような凡夫には、
最近の日本政治についての格好のガイドブックであります。

マスコミの政治報道が、公正の名の下にいろいろ曖昧化している。
でも、見識あるものから見たら、こうなんだ!
いろいろ見方は有ると分かっても、
ここまできちんと踏み込んだ見識は、本でしか得られないものなんだろうな…
非情な歴史観、現実を見つめる目を、私たちは、すっかり手放している…

折りしも、
対馬を視察した三原じゅん子が絶句した、
というニュースがネットを駆け巡っている。
シャーロック・ホームズ再会
ドイル作シャーロック・ホームズものの、
第一作「緋色の研究」を、
創元推理文庫の深町真理子新訳で、
読み終える。

今夏見た、テレビドラマ
「シャーロック」
を見たのがきっかけ。
読み終えて振り返れば、
現代に舞台を移してのアレンジ、
秀逸だった。

自宅の書棚に新潮社文庫で、全巻揃えていたが、
休みの今日探したが見つからず、
どうやら全て売却した模様。

しかし、そのおかげで、
新訳で、新しい解説付きで、
読めた。

引き続き、創元社文庫の深町さんの新訳、
出ている分だけ、楽しむつもり。

「緋色の研究」
こういう第二部があったのか!
と驚く。
大人だからこそ、こういうところも、
楽しんで読めるようになったのかな?
若いと端折ったかもしれない。

映画「シャーロック・ホームズ」が、
しばらく前に、封切られたが、
これは、アクションというフィルターを通して、
ホームズに肉薄したものの、
少し強引ではないか?
と思われる。
あの時代の雰囲気を描いているのは、
それなりに十分頷けるけど。

「緋色の研究」の解説によれば、
ピーター・アクロイド著
「切り裂き魔ゴーレム」
がこの時代を知るに恰好だとか。
とほほ…
先ほど、
翻訳ミステリー大賞シンジケート
のサイトを読んでいて知った事。

失われた地平線、
チップス先生さようなら、
心の旅路、

これら全て、
ジェームズ・ヒルトンという作家の作品だったんだ。

思いっきり苦笑するしかない…
こういった空白がそのまま今に至るまで有るって、
他にもなんかいろいろありそう。

いずれも好きな映画作品ばかりですが、
なぜ、原作者を調べ、他の作品も読もう、
とならなかったんでしょう?
他の作者でそういう事は幾人か居たのだけれど…
読書の秋
この手垢にまみれた言葉を、
今、私はきれいに磨いて、
自分の言葉として、出そうと思う。

三四日前から、にわかに、というか漸く涼しくなる。
台風12号が、非常にのろい速度で岡山を直撃するも、
甚大な被害は主に紀伊半島等。
その台風の後の日々。

物置と化していた机の上を片付け、
本を広げて置けるだけのスペースを作る。
まず、取り掛かったのは、
「フレンチ警部と毒蛇の謎」
2010年3月26日 東京創元社刊

昨日読み終えました。
良かった!
オーソドックスな味わいです。

後書きの題が、
「最後の本邦未訳長編」

「…2010年、本書の翻訳刊行により、
没後半世紀余の今日、
ようやくクロフツの推理小説分野における全貌が
姿を現したのである」

よく分からないまま、ヘェー、と言葉がこぼれる。

ネットを覗くと、
今年2011年6月29日、
「フレンチ警視最初の事件」
が数十年ぶりに新訳で復刊された事が、
話題になっている。

「フレンチ警部と毒蛇の謎」しか未だ読んでいないが、
名ばかりよく目にしていたこのクロフツ、
大人向け、玄人向けです。
今時のベストセラーのミステリー作家に向かう心持だと、
まどろっこしくて、とても読めないでしょう(笑)

でも、秋の夜長にゆったりと、読書を楽しむには、
うってつけ!

先にネットを覗いた時に知ったのだが、
デニス・レヘインの
パトリック&アンジー・シリーズ、
最終巻が平成23年4月25日、
角川書店から出ていた。
6冊で終わりなんだ。
このシリーズ、前々から読もうと思っていたけど、
とうとうリアルタイムで追っかける楽しみを味わえなんだ…

この夏、NHK海外ドラマで、イギリスBBCの
SHERLOCK(シャーロック)
が放送され、見る。
これは、ドイルの原作を現代に置いて、
アレンジしたもので、大変面白いものであった。
大反響があって、続編が作られ、見られそう♪

早速、図書館で、「緋色の研究」を借りて読むと、
こちらでも、「ヘェー!」
原作をそらで覚えている方はそんなに居られないと思うので言うのですが、
これは、原作を読み直して、なお、面白いものです。
今度は、先に原作を読んで、見られたらいいな、
と思っています。



プロフィール

Author:ききみみずきん
職業は、製本工。
司書の講習も受けました。
趣味は、読書と映画と文章を書くこと等など



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